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May 17, 2019R & D

岡山大学による再発悪性神経膠腫を対象とする医師主導治験開始のお知らせ

当社が開発を進めております、Ad-SGE-REIC製剤を使用した再発悪性神経膠腫を対象とする医師主導臨床治験(臨床第Ⅰ/Ⅱa相試験)が、岡山大学病院において開始されますのでお知らせいたします。

 

本臨床試験は、岡山大学病院において、Ad-SGE-REIC製剤の安全性の検討及び治験効果の観察を目的として、20196月から、最大18名の被験者を対象として実施されます。

なお、本臨床試験は、201897日に当社からリリースしております通り(「岡山大学が「橋渡し研究戦略的推進プログラム」に採択されました)、岡山大学が医薬品医療機器総合機構(AMED)の支援を受け、橋渡し研究戦略的推進プログラムの一環として実施されるものです。

 

Ad-SGE-REIC 製剤は、これまでの研究により有効性と安全性が確認されており、アンメット・メディカル・ニーズの高い悪性神経膠腫に対する新規治療薬となることが期待されます。桃太郎源株式会社では、Ad-SGE-REIC製剤の早期実用化に向け、今後も一層の研究開発を進めて参ります。

 

岡山大学病院によるプレスリリースの内容は、こちらからご覧いただけます。

2019/05/17「悪性脳腫瘍に対する遺伝子治療を開始_脳神経外科」

 

 

(ご参考)

悪性神経膠腫(グリオーマ):脳にできる腫瘍のうち、脳内において、神経細胞、神経線維を支える神経膠細胞から発生する腫瘍を悪性神経膠腫といい、悪性脳腫瘍の一種となります。

 

アンメット・メディカル・ニーズ:いまだ有効な治療方法が確立されていない疾患に対する医療ニーズのことで、悪性神経膠腫も対象疾患となっています。


プレスリリース(PDF:700MB)